2023年4月22日 05:00 | 有料記事

舞台あいさつを行う(右から)中崎敏さん、佐近圭太郎監督、福田涼介さん=千葉市中央区の京成ローザ(10)

映画「わたしの見ている世界が全て」より(C)2022TokyoNewCinema
千葉市緑区出身の映画監督、佐近圭太郎監督(32)の最新作「わたしの見ている世界が全て」の舞台あいさつが同市中央区の京成ローザ(10)で行われ、佐近監督らが登壇した。同劇場は佐近監督が小学生の時から通い詰めていた“聖地”。地元にがい旋した若き俊英は「憧れのまなざしで見ていたスクリーンで自分の作品が流れて感無量」と喜んだ。
同作は、個人主義へのささやかな挑戦を描いた社会風刺エンターテインメント。自分だけの力で生きてきたつもりの主人公が、母の死を機に再会したきょうだいとの交流を通じて、大切なものに気づいていくという物語。国内最大級の映画レビュー数を誇るサイト「フィルマークス」で初日満足度ランキング1位を獲得するなど、注目を集めている。 ・・・
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