創造の源千葉の海 現代芸術と絵画で紹介 「房総の海をめぐる光と影とアート展」

落花生など、さまざまなキーワードでクワクボがリサーチした習作が並ぶ 
落花生など、さまざまなキーワードでクワクボがリサーチした習作が並ぶ 
クワクボリョウタの新作インスタレーション「LOST#19しおさいのくに」
クワクボリョウタの新作インスタレーション「LOST#19しおさいのくに」
 松本弘二「海鹿島の夏」
松本弘二「海鹿島の夏」

 千葉県誕生150周年を記念した「房総の海をめぐる光と影とアート展」が、県立美術館で開かれている。現代美術家のクワクボリョウタ(51)が新作を披露。県内各地の風景を描いた収蔵作品も紹介し、芸術家たちの創造の源となった本県の海の魅力に迫っている。

 本県をテーマにしたクワクボの作品は2部構成。前半の「千葉県をリサーチ!」と題した習作と制作過程の展示では、まず落花生の大きな模型が目に飛び込んでくる。

 クワクボ ・・・

【残り 1201文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る