2024年5月2日 05:00 | 有料記事

佐原の町並みを訪れた外国人観光客を案内する高谷館長(左)=香取市

小江戸の風情を残し、観光客でにぎわう小野川沿い
香取市の観光地「佐原の町並み」は“北総の小江戸”と呼ばれる。市中心部を流れる小野川の両岸に歴史的建造物が立ち並び、そよ風に揺れるヤナギの葉が旅行気分をかき立てる。
この町並みの一角にある観光案内施設「佐原町並み交流館」の高谷正弘館長(69)は「(自分は)ガイドする立場ながら、市外から訪れる観光客に『佐原ならではの魅力』を気付かせてもらっている」と実感を込める。
水運で栄えた利根川に注ぐ小野川沿いには県有形文化財の商家や、佐原に長年暮らした郷土の偉人で実測に ・・・
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