新たな地域交通担い手に 千葉県内ライドシェア 8日未明開始 「どんな客乗るか楽しみ」 全面解禁に疑問の声も

「ライドシェア」の表示灯を自家用車に取り付ける小久保さん=6日午後、千葉市中央区
「ライドシェア」の表示灯を自家用車に取り付ける小久保さん=6日午後、千葉市中央区

 一般の人が自家用車を使い有償で客を運ぶ「日本版ライドシェア」が、8日未明から千葉交通圏(千葉市、四街道市)で始まる。県内ではバスの廃止や減便が相次ぐ中、地域交通の担い手不足の解消に向け期待が高まる一方、タクシー事業者以外の参入を巡っては「タクシーのビジネスモデルを破壊する」として否定的な意見もある。

 国土交通省は配車アプリのデータから算出した「マッチング率」などを基に、県内では千葉交通圏の土曜と日曜の午前0~3時台に、1日当たり計110台を上限に運行を許可した。現在は半数の55台を各事業者に割り当てている。

 国交省千葉運輸支局によると、千葉交通 ・・・

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