現代食事考

千葉県栄養士会では第2・第4月曜日午前10時から午後4時まで(祝日は除く)、食生活に関する相談を受け付けています。 電話043(256)1117。


<土用の丑の日> 「うなぎ」で暑気払いを 【現代食事考】(1671)

 暦には季節を示す言葉があり土用は雑節(ざっせつ)です。

 夏の土用は一年のうちで最も暑い時期です。

 土用の入りは7月20日ごろで、土用の3日目を土用三郎といい、この日の天候により農作物の豊凶を占いました。また暑さを乗り切るために、健康に配慮した習慣が長い間にいろいろと出来上がりました。

 特に土用の丑(うし)の日には「う」のつくものを食べると夏やせしないとか疫病よけになるとかいわれ、ウナギやうどん・梅干し・ウリ・牛・馬の肉などが食べられました。これらは栄養価が高かったり、体の熱を冷ましたり、食欲を増進させる食品ですので理にかなっているとい ・・・

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