2024年7月21日 05:00 | 有料記事

暦には季節を示す言葉があり土用は雑節(ざっせつ)です。
夏の土用は一年のうちで最も暑い時期です。
土用の入りは7月20日ごろで、土用の3日目を土用三郎といい、この日の天候により農作物の豊凶を占いました。また暑さを乗り切るために、健康に配慮した習慣が長い間にいろいろと出来上がりました。
特に土用の丑(うし)の日には「う」のつくものを食べると夏やせしないとか疫病よけになるとかいわれ、ウナギやうどん・梅干し・ウリ・牛・馬の肉などが食べられました。これらは栄養価が高かったり、体の熱を冷ましたり、食欲を増進させる食品ですので理にかなっているとい ・・・
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