【オルロージュ】(345) 小川哲・作 岡野賢介・画

 ◆第三十七章 倉敷(くらしき)秀斗(しゅうと)(1)
  
 ここ何年か、目が覚めるといつも、今日が存在することを不思議に感じてしまう。安心するわけでもないし、不安になるわけでもない。ただ、「 ・・・

【残り 851文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る