【オルロージュ】(346) 小川哲・作 岡野賢介・画

 ◆第三十七章 倉敷秀斗(2)
  
 母の昼食の説明はまだ続いていたが、父は話を聞き流しながらすでに箸をつけている。
 
「――で、嫌だったら残してもいいからね」と ・・・

【残り 734文字、写真 1 枚】



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