【オルロージュ】(347) 小川哲・作 岡野賢介・画

 ◆第三十七章 倉敷秀斗(3)
  
 外出するのが久しぶりということもあって、母はいつも以上に心配しているようだった。
 
 駅前のロータリーで停車してから、母が「明 ・・・

【残り 744文字、写真 1 枚】



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