「茅の輪」くぐって厄払い 穏やかな新年期待し 香取神宮 【師走スケッチ2024】

心身の汚れを清めるための「茅の輪」をくぐる参拝客ら=10日、香取市
心身の汚れを清めるための「茅の輪」をくぐる参拝客ら=10日、香取市
香取神宮の境内に、大みそかの大祓(おおはらえ)式に向けて「茅の輪(ちのわ)」が設置された。年の瀬の風物詩で、くぐることにより清らかな気持ちで新年を迎えようと、多くの参拝客が訪れている=10日、香取市
香取神宮の境内に、大みそかの大祓(おおはらえ)式に向けて「茅の輪(ちのわ)」が設置された。年の瀬の風物詩で、くぐることにより清らかな気持ちで新年を迎えようと、多くの参拝客が訪れている=10日、香取市

 全国に約400社ある香取神社の総本社として知られる香取市の香取神宮の境内に、年の瀬を告げる風物詩の「茅の輪(ちのわ)」が今年も設置された。

 直径約3メートルの茅の輪は、毎年6月と12月に行われる同神宮の神事「大祓(おおはらえ)式」のためのもので、12月は大みそかの31日に、新しい年を無事に過ごすことなどへの願いを込め、輪をくぐって病気や災いなどの厄を払い、心身を清める。

 大祓式は31日午後3時から。儀式が執り行 ・・・

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