2025年2月2日 05:00 | 有料記事

千葉地検

検察審査会を巡る経緯
政治資金規正法違反の疑いで告発された八千代市内の会社とその社長が不起訴となった後、千葉第2検察審査会の2回目の審査で「起訴すべき」とされたが公訴時効を理由に起訴に至らなかったことが分かった。2回目の議決は1月16日付。検察審査会は検察が不起訴とした判断について、有権者から選ばれた審査員が審査する制度。この事件は1回目で「起訴相当」と議決、2回目で「起訴すべき」と判断され、時効を迎えていなければ強制的に起訴されていた。
これまで公表された議決の要旨などによると、会社側は2021年、同法で定められた1年間に寄付できる上限を超えて政党支部に寄付したとされる。千葉地検に告発され、受理された。寄付を受けた県内の政党支部や所属する国会議員らも告発され、地 ・・・
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