「大男いるぞ」存在示し厄よけ 大わらじ作り 集落境に「綱つり」 富津

集落の境に大わらじをつり下げる住民=2日、富津市
集落の境に大わらじをつり下げる住民=2日、富津市
大わらじを作る住民たち。約2時間で完成した=2日、富津市
大わらじを作る住民たち。約2時間で完成した=2日、富津市

 長さ約1・5メートル、幅約60センチの大わらじを作る厄よけの民俗行事「綱つり」が2日、富津市関尻地区であった。住民が三つのわらじを編み、集落の境に当たる道路沿い3カ所につり下げた。

 地元の伝承では、災いを寄せつけないように「ここにはこんなに大きなわらじを履く大男がいるぞ」と示す意味があるという。また、疫病は「済み(炭)ました」「過 ・・・

【残り 172文字、写真 1 枚】



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