2025年2月13日 05:00 | 無料公開

産官学の広報担当者90人が参加した千葉県広報研究会メインセッションvol.1=幕張メッセ

「広報優秀事業者表彰」大賞に輝いたデンタルサポートの中山ちはる氏(中央)と社会福祉法人恵洋会の山本宗大氏(右)
千葉県広報研究会は、全体研究会「メインセッションvol.1」を幕張メッセ中会議室で開催した。県内で活動する産官学の広報担当者90人が参加し、会社や地域の「魅力の見つけ方」をどう実践していくかを学び合った。
同会は昨年7月、広報担当者が互いに学び合うコミュニティーを目指し千葉日報グループが創設。全体研究会の冒頭、中元広之会長は「発足以降、個別の悩みを会員同士で共有し、互いにアドバイスしあう交流が活発に行われてきた。こうした流れをこれからも継続させていきたい」と、さらなる交流を呼びかけた。
続く基調講演には、流山市元職員の河尻和佳子氏が登壇。「母になるなら、流山市。」PRに貢献した経験を踏まえ、会社や地域の「魅力の見つけ方」を伝授した。
河尻氏は、情報過多の時代にどう「選ばれる情報」をつくれるかの重要性を指摘。「マーケティング的な視点を導入することで、自分たちの強み・弱みをいかに見いだし、広報に活用していくかがポイント」とアドバイスした。
また「広報優秀事業者表彰」の第1回表彰式も行われ、大賞に選ばれたデンタルサポート、社会福祉法人恵洋会の2者に中元会長から表彰状が手渡された。
デンタルサポートは「柔軟かつ積極的な広報活動を展開し、会社の成長とともに情報発信の可能性をひらいたこと」、恵洋会は「採用活動に広報を組み入れ、新たな採用活動と情報発信の可能性をひらいたこと」がそれぞれ評価された。
研究会終了後には名刺交換会が開かれ、会員同士が積極的な情報交換を行った。今後の広報セミナーなどの案内は公式ホームページ(https://chibakoho.jp/)へ。