「キハ52」お疲れさま 昭和生まれ旧国鉄車両引退へ いすみ鉄道、記念イベント企画

営業運行を終え引退するキハ52形の車両=17日、大多喜駅
営業運行を終え引退するキハ52形の車両=17日、大多喜駅
キハ52の前で、鳥塚亮社長(当時)と一緒に記念撮影する20万人目の乗客者=2018年5月、大多喜駅
キハ52の前で、鳥塚亮社長(当時)と一緒に記念撮影する20万人目の乗客者=2018年5月、大多喜駅
JR大糸線で使用されていた頃のキハ52=2007年5月、新潟県糸魚川市
JR大糸線で使用されていた頃のキハ52=2007年5月、新潟県糸魚川市

 いすみ鉄道(本社・大多喜町)は、旧国鉄時代の旧型ディーゼル車両「キハ52形125号車」の営業運行を終了すると発表した。同社によると、全国で運行した同形式の現役最後の1台だった。同社は同鉄道での13年5カ月の運行に感謝し、27日と5月10、11日に大多喜駅構内で引退記念イベントを実施する。

 「キハ52」は1965(昭和40)年製で、山間部など急勾配の上りでも対応できるようエンジンを2基搭載。新潟県と長野県を結ぶJR大糸線で運行していた車両を購入し、2011年4月29日から土日・祝日を中心に観光急行列車などとして活躍。前身の旧国鉄木原線と同じ朱色とクリーム色のツートンカラーで、 ・・・

【残り 396文字、写真 2 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る