【ふつうの家族】(190) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 腹が少しも立たないと言ったら噓(うそ)になる。だが母子二人きりで船旅をしているところを見るに、何かしら、家庭の事情があるのかもしれない。
 
 目の前のことは忘れ、お風 ・・・

【残り 740文字、写真 1 枚】



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