【ふつうの家族】(226) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 そしてたぶん──森本(もりもと)が好きな子と接近するお膳立てを中学一年生の海(かい)がしてあげたという、あの甘酸っぱい話も。
 
 もちろん、信じたい気持ちもあった。森 ・・・

【残り 746文字、写真 1 枚】



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