2019年12月16日 05:00 | 有料記事
勝浦市の観光協会直営土産店で10月下旬、4回目となるコンピューターゲームの対戦競技「エレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)」の大会が開かれた。出場した21人がパズルゲームで対戦し、来場者は約70人といずれも過去最高の人数を記録。熱戦の映像は100インチのプロジェクターや屋外のモニターに映し出され、観客は技が決まるたびに歓声を上げた。
同市の人口は誕生した1958年の約3万2千人から、現在は約1万7千人まで減少。2019年4月現在の高齢化率は42・8%(県内4位)と高く、少子化対策が喫緊の課題となっている。そこで18年春、ゲーム好きの市役所職員、笹原和行さん(46)らが海外で人気のeスポーツに着目。勝浦市を先進地として全国に普及させ、地域活性化の起爆剤にしようと大会を企画した。
eスポーツ大会は、ゲ ・・・
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