【うずしお高校浄瑠璃部】(67) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第二章 高校一年生(三十七)

 その夜、圭介は居酒屋「すみれ」を手伝った。祖母のすみれが一人で切り盛りしている小さな酒場だ。カウンターの六席がいっぱいになりそうな夜は、アイラインを ・・・

【残り 810文字、写真 1 枚】



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