【未明の砦】(236) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆第三章 反旗(十八)

 組長の市原に言われるままに、矢上たちはのろのろと立ち上がって戸口に向かった。心の芯(しん)が麻痺(まひ)して感覚がなくなっているようで、涙も出なかった。
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【残り 853文字、写真 1 枚】



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