しゃべり、激しい動きは「自然に」 他のキャラに迷惑かけたと反省も 【ノーカット版 ふなっしー“降臨”10年インタビュー】(上)

インタビューに答えるふなっしー
インタビューに答えるふなっしー

 3月20日付の千葉日報本紙及びオンラインに掲載し、大反響となったふなっしーの“地上降臨”10年インタビュー。そこには入りきらなかった内容も含めた約3倍のボリュームの「ノーカット版」を千葉日報オンライン限定で3回にわたってお届け。この10年で印象に残った出来事、他のキャラクターへの思い、ご当地ミュージシャン・ジャガーさんら「千葉愛」の深い面々へのリスペクトなど、さまざまな思いを語り尽くします。

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 “地上に降臨“してから今月で10年を迎えた千葉県船橋市の非公認マスコット「ふなっしー」。当初は「不審者扱い」だったのに、従来のキャラクターにはない強烈な個性が幅広く支持されて、自身でも驚くほど息の長い活動が続いている。それにしても、なぜここまで根強い人気を集めたのだろう?ふなっしーが千葉日報社のインタビューに応じ、10年の足跡を振り返りながら、「物語」「みんな分かってて騙されてる」といったキーワードを交えながら、人気を得た理由を分析した。(デジタル編集部・平口亜土)

―この10年を振り返ると率直にどうでしょう。

 あっという間だったなっしー。もう10年経ったんだなと。ほんとに目まぐるしくいろんなことが起きましたなっしな。10年たって、まだこの地上にいられるのはうれしいなっし。それだけ応援してくださる方がいるということなので感謝しかありませんなっし。

―当初はここまで長い活動になるとは思わなかったんですか。

 そうなっしな。しばらく地上にいると ・・・

【残り 3462文字、写真 1 枚】



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