南極の海、沈められたけど「良かった」 キャラクターとしての本分、貫き通す【ノーカット版 ふなっしー“降臨”10年インタビュー】(中)

インタビューに答えるふなっしー
インタビューに答えるふなっしー

 3月20日付の千葉日報本紙及びオンラインに掲載し、大反響となったふなっしーの“地上降臨”10年インタビュー。そこには入りきらなかった内容も含めた約3倍のボリュームの「ノーカット版」を千葉日報オンライン限定で3回にわたってお届け。この10年で印象に残った出来事、他のキャラクターへの思い、ご当地ミュージシャン・ジャガーさんら「千葉愛」の深い面々へのリスペクトなど、さまざまな思いを語り尽くします。

     ◇     ◇

―ところで、ふなっしーと言えば「中の人」をほのめかしたりとかするじゃないですか。

 そんなことないなっしよ!中の人なんていないなっし!

―そうなんですけど。背中のチャックに言及してみたりとか、そういったところも魅力なのかなと拝察しておりまして。他のキャラにはない部分ですよね。

 まあ、「イタコ」みたいなもんです。なしの妖精の魂を呼び出してるだけなんです。

―その辺のご当地キャラの「タブー」めいた部分を許容するところも独特の物語じゃないですか。

 ある意味、「チラリズム」的な部分はあるかもしれませんなっしなー。皆さ ・・・

【残り 4252文字、写真 2 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る