元大統領の孫、核廃絶尽力は責任 広島、長崎訪問前に会見 

米シカゴの自宅で、祖父らの写真を背にインタビューに答えるクリフトン・トルーマン・ダニエルさん(共同)

 【ニューヨーク共同】1945年の広島、長崎への原爆投下を命じたトルーマン米大統領(当時)の孫クリフトン・トルーマン・ダニエルさん(55)が、8月2日から日本を訪れる。訪日を前に、核兵器が二度と使用されないように尽力することが同大統領の子孫としての「(道義的)責任」だと感じていると述べた。米シカゴの自宅で共同通信のインタビューに答えた。

 ダニエルさんは同6日に広島、9日に長崎の平和式典にそれぞれ参加し、被爆者や学生らと交流、原爆資料館も訪れる予定で「興奮と同時に緊張している」という。

 トルーマン大統領の家族が両式典に参加するのは初めてという。


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