中国、安定成長を最重視 指導部交代へ景気てこ入れ 

 【北京共同】中国共産党は31日、胡錦濤国家主席(総書記)が主宰する中央政治局会議を開き、今年下半期(7~12月)の経済政策で安定成長の実現を最重視することを確認した。国営通信新華社が伝えた。

 中国は今年4~6月期の国内総生産(GDP)成長率が7・6%となり、6四半期(1年半)連続で減速、3年ぶりに8%を割り込んだ。

 胡指導部が新体制に移行する秋の共産党大会まで残された時間はわずかとなっており、公共投資拡大や追加金融緩和による景気てこ入れを本格化させる方針とみられる。


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