2012年8月2日 04:50 | 無料公開
【ロンドン共同】ギリシャの連立与党3党首は1日、アテネで会談し、欧州連合(EU)が対ギリシャ金融支援の条件とする115億ユーロ(約1兆1千億円)規模の追加緊縮策に最終合意した。緊縮策の実施期限はこれまで通り2014年までとした。 3党首は7月26日、緊縮策に基本合意。現地からの報道によると、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のベニゼロス党首が実施期限の2年延長をEUなどと交渉するよう強く求め、詰めの協議が続いていた。 しかし、ドイツを中心にEU諸国が難色を示していることから、ただちに交渉を始めるのは得策ではないとサマラス首相が主張、ベニゼロス氏は最終的に受け入れた。