危険運転の適用拡大検討 法相「法改正望ましい」 

滝実法相

 滝実法相は3日午前の衆院法務委員会で、危険運転致死傷罪の適用を拡大できるよう法改正を検討する考えを表明した。京都府亀岡市で4月に起きた無免許運転事故などに同罪が適用されなかったことを踏まえ「法改正が望ましいとの態度で検討している」と述べた。

 早ければ9月の法制審議会(法相の諮問機関)に法整備に向けた要綱案をまとめるよう指示するとした。改正法案について「そんなに時間はかからない」と述べ、来年の通常国会にも提出する考えを示した。公明党の大口善徳氏への答弁。


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