2人の死刑を執行 静岡の短大生焼殺など 

松村恭造死刑囚

 法務省は3日、2人の死刑を執行したと発表した。死刑執行は小川敏夫前法相在任中の3月29日以来約4カ月ぶりで、野田内閣では計5人となった。滝実法相就任後の執行は初めて。

 法務省によると、執行されたのは、静岡県三島市で2002年1月、女子短大生=当時(19)=に火を付け殺害するなどした服部純也死刑囚(40)と、京都府長岡京市と相模原市で07年1月、親族2人を相次いで殺害するなどした松村恭造死刑囚(31)。

 滝法相は6月の就任会見で「死刑判決に行政庁は拘束される」と話していた。


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