2012年8月5日 11:01 | 無料公開
【ポートランド共同】東日本大震災による津波で流失し、北米大陸の太平洋岸に漂着しつつある大量のがれき処理について、日米の非政府組織(NGO)が、現状や今後の対策を話し合う会合が4日、米西部オレゴン州で3日間の日程で始まった。 4日は参加者たちが同州キャノンビーチ近郊の砂浜を視察。地元政府幹部から説明を聞きながら、ごみを拾った。 5、6日は同州ポートランドで、日本側が今後漂着するとみられるがれきの量や時期などの予測を説明。米西部やハワイで海洋環境の保全に取り組む米国のNGOが、被災地のものとみられるがれきがこれまでに漂着した状況を報告し、対策を話し合う。