2012年8月6日 10:56 | 無料公開

株式上場の記念式典で、香港証券取引所の周松崗会長(中央)と握手するダイナムの佐藤洋治社長(右)=6日、香港(共同)
【香港共同】日本のパチンコホール大手、ダイナムジャパンホールディングス(東京)は6日、香港証券取引所に株式を上場した。パチンコホール運営会社の上場は国内外で初めて。
パチンコ機器メーカーの上場は日本で例があるが、ホールの運営会社に対しては出玉の換金システムなどに不透明な面もあるとして反対が根強く、実現していなかった。
情報公開と透明性が求められる株式上場により、ダイナム側には資金調達とともに業界の地位向上を図る狙いもある。今後、他のホール運営会社が追随し、香港を含む海外の証券取引所に上場を申請する動きが進む可能性もある。