大飯原発4号の排水ポンプ停止 非常用発電機室内 

 再稼働した関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町、加圧水型軽水炉、118万キロワット)で6日午前8時10分ごろ、非常用ディーゼル発電機室にたまった廃水の排出に使うポンプが停止し、警報が鳴った。

 関電によると、代替ポンプが動いており、安全上の問題や、運転への影響はないという。

 電源を喪失する緊急時に原子炉の冷却に使う「タービン動補助給水ポンプ」を温めた蒸気などが、同室の地下に貯水されている。この廃水に放射性物質は含まれず、ポンプで約2時間に1回排水し、最終的に海へ流される仕組み。

 約30分後に代替機が自動で起動し、正常に排水できているという。


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