羽田の中国便倍増で合意 日中政府、来年春に 

 国土交通省は8日、羽田空港と中国を結ぶ定期航空便を、2013年3月末に現在の2倍に増やすことで日中両政府が合意したと発表した。

 昼間の時間帯は、羽田―上海を1日4便増やし、新規に羽田―広州4便を就航する。これにより羽田―中国間の定期便は現在の倍の1日16便となる。さらに早ければ14年3月末にも羽田―北京を4便増やす予定。いずれも増加分は日中の航空会社が半分ずつ運航する。

 日中政府は、北京と上海、成田と羽田を除く両国の各空港間の輸送を航空自由化(オープンスカイ)対象とすることでも合意。自由化すれば、路線や便数を航空会社が原則自由に決めることができる。


  • Xでポストする
  • LINEで送る