2012年8月10日 07:10 | 無料公開
【ソロカバ共同】トヨタ自動車の豊田章男社長は9日、ブラジル・サンパウロ郊外のソロカバ工場の開所式に出席後、報道陣の取材に応じ、同工場で生産し、9月末にブラジルで発売する新興国向け小型車「エティオス」について「(メーンプレーヤーに)なれると思っているので参入する」とシェア獲得に自信を示した。 ブラジル市場では現在、フィアットなどの欧米勢が大きなシェアを持つ。豊田社長は中型車の分野ではトヨタのカローラが約3割のシェアを握っていると強調。エティオスについては「カローラ同様のご愛顧をいただければうれしい」と述べて、小型車分野でのシェア獲得効果に期待を示した。