グーグル、17億円で和解 閲覧履歴追跡で虚偽説明 

 【ニューヨーク共同】米連邦取引委員会(FTC)は9日、米グーグルがインターネットの閲覧履歴の追跡を行っているかどうかについて、消費者に事実と異なる説明をしていたと発表した。グーグルは2250万ドル(約17億6千万円)の民事制裁金を支払うことに同意し、FTCと和解した。

 FTCによると、グーグルはネット閲覧ソフト「サファリ」に向けて、利用者の閲覧履歴を追跡できるようにする特殊なプログラムを送り込んだ。

 サファリは通常、第三者による履歴追跡を拒否する設定になっているが、グーグルはこの設定を迂回できるようにしていた。


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