2012年8月10日 11:11 | 無料公開
枝野幸男経済産業相は10日、閣議後の記者会見で、経済団体が相次いで脱原発に否定的な見解を表明していることに関して「官邸に集まるデモの個々人の意見と同列の、一つの意見だ」と述べ、特別視しない考えを示した。 経産相は経済界の声を「従来のシステムで成果を挙げてきた皆さんの消極的な意見」と表現した上で、「それを乗り越えなければ時代は前に進まない」と述べた。 政府が示した原発の在り方をめぐる三つの選択肢に対し、経済同友会は0%案を採用すべきでないと主張。経団連は3案とも問題が多いと批判している。