東証、5日ぶり反落 株価上昇に警戒感 

 10日午前の東京株式市場は、最近の株価上昇を受けた高値警戒感から当面の利益を確定しようとする売りが先行し、日経平均株価(225種)は5営業日ぶりに反落した。

 午前終値は、前日終値比54円49銭安の8924円11銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は3・16ポイント安の748・68。

 平均株価は前日までの4日間で400円以上値を上げており、相場に過熱感が出ていた。取引開始から食品株や不動産株など内需関連銘柄を中心に売りが先行。前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が反落したことも売り材料となった。


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