2012年8月10日 17:58 | 無料公開
家電量販店のコジマは10日、2012年4~6月期連結決算で157億円の特別損失を計上したと発表した。来年3月末までに最大20店程度としていた店舗閉鎖を前倒しで実施することを決め、損失額が膨らんだ。 テレビの販売不振も響き、4~6月期の売上高は前年同期比31・5%減の680億円。純損益は116億円の赤字(前年同期は15億円の黒字)だった。 同業のビックカメラの傘下に入ったコジマは、収益改善のため今後3年程度で全体の約4分の1にあたる40~50店舗を閉鎖する方針。ことし4月から7月にかけて北海道、群馬、福井、大阪、大分の各道府県でそれぞれ1店舗ずつ、計5店舗を閉めた。