九電、玄海1号安全評価を提出 老朽化問題ない 

九州電力玄海原発1号機=佐賀県玄海町

 九州電力は13日、玄海原発1号機(佐賀県玄海町)の安全評価(ストレステスト)で「十分に安全」とする1次評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。想定以上に老朽化しているとの指摘で遅れていたが問題ないと判断。これで九電管内全6基の評価結果が出そろった。

 評価結果によると、原子炉にある核燃料は、高圧発電機車の配置などの緊急安全対策で、基準地震動(540ガル)の約1・61倍の揺れや、13メートルの津波に耐えられるとした。ただ地震に対する1・61倍という値は、九電の6基中で1番低い。


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