NASA、ドラゴン宇宙船で輸送 10月に国際宇宙基地に 

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は23日、民間企業のスペースX社が開発したドラゴン宇宙船を使い、10月に国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を輸送すると発表した。5月に無人の試験飛行でステーションへのドッキングに成功したのを受けたもので、計12回の輸送を計画。

 NASAはドラゴンを含めた民間宇宙船を使い、5年以内にステーションへの有人飛行再開を目指す。スペースシャトルの退役により、現在はロシアのソユーズ宇宙船に人の輸送を頼らざるを得ない状況。ボールデン局長は「民間宇宙飛行という地平を開いて、雇用も生み出したい」と語った。


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