2012年8月24日 21:00 | 無料公開
茨城県の有識者委員会は24日、太平洋沖の巨大地震で津波が発生した場合の新たな浸水予測を発表した。日本原子力発電東海第2原発(同県東海村)付近で想定される最大の津波高は9・1メートルとなり、県が2007年にまとめた想定を4メートル近く上回った。 東海第2原発の地盤は高さ約8メートルで、数十センチの浸水が建屋で起きる恐れがあるという。 沿岸10市町村で予想される浸水面積は合計62・8平方キロ。07年の想定は9・4平方キロで、東日本大震災での浸水面積は17・6平方キロだった。