火星から「こんにちは」 NASA、探査車使い音声送信 

火星に着陸した「キュリオシティー」が望遠カメラで撮影した探査目的地シャープ山のふもと(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は27日、火星に着陸した無人探査車「キュリオシティー」にボールデン局長の録音メッセージを送り、そこから地球に再び送信することに成功したと発表した。

 NASAのチームの責任者は、アポロ11号の故ニール・アームストロング船長に言及しながら「地球外に向けて人類の存在を示すもう一つの小さな一歩だ。これが最初に火星に降り立つことになる誰かの刺激になることを期待している」と話した。

 メッセージで局長は「探査で得られる知識は、火星での生命の存在可能性だけでなく、地球の過去や未来についても多くのことを教えてくれるはずです」と語った。


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