2012年8月29日 11:09 | 無料公開

稼働日数の国内最長を記録した兵庫県明石市立天文科学館のプラネタリウム投影機と、認定書を手にする長尾高明館長(中央)ら=29日午前
1960年から星空を映し出してきた兵庫県明石市立天文科学館のプラネタリウム投影機の稼働日数が29日、52年と80日となって国内最長を記録し、「長寿日本一」を記念する式典が開かれた。
天文科学館によると、これまでの最長記録は旧大阪市立電気科学館で活躍していた投影機。89年まで52年と79日稼働した後、閉館に伴って「引退」した。
投影機は旧東ドイツ製で、明石の天文科学館が開館した60年6月に稼働を開始。星の動きを手動で調整できる当時としては珍しいタイプで、学芸員が客の反応を見て動きを変えながら、解説している。