2011年7月28日 11:04 | 無料公開
第93回全国高校野球選手権千葉大会最終日は27日、QVCマリンフィールドで決勝を行い、習志野が14-2で東京学館浦安に大勝。10年ぶり8度目の夏の甲子園出場を決めた。
習志野は一回に相手守備の乱れをついて先取点を挙げると、二回に在原、三回に藤井、皆川の適時打で追加点。終盤にはバントを有効に絡めて大量点を奪った。先発の在原は安定感抜群の投球と、巧みなけん制球で八回まで無失点の好投。
初めて決勝に進出したノーシードの東京学館浦安は三回途中からリリーフした岩田が、中盤を無失点でしのいだが援護がなく、九回に2点返して意地を見せたが遅かった。
全国大会は8月6日に開幕。抽選会は3日に行われる。
▽決勝(QVCマリン)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | |
習志野 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 4 | 14 | 15 |
東京学館浦安 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 8 |
(習)在原-皆川
(東)巣山、岩田、佐藤、石田-三浦
▽三塁打 宮内(習)
▽二塁打 中村(習)
【評】習志野が15安打14得点で大勝した。1回に相手失策、ボークなどで1点先行し、2回は在原の適時打で追加点。3回には2死から4連打が出て2点 を挙げた。8、9回はともに打者9人を送る猛攻でとどめを刺した。先発の在原は8回まで4安打無失点の好投で、付け入る隙を与えなかった。東京学館浦安は 2度のけん制死などで攻撃のリズムをつかめず、9回に斎藤の適時打で2点返すのが精いっぱいだった。