京成電鉄、新型車両「3200形」24年度冬に導入 京成線で5年ぶり 消費電力は7割削減、防カメ設置やバリアフリー対応も

新型車両「3200形」のイメージ(京成電鉄提供)
新型車両「3200形」のイメージ(京成電鉄提供)
客室のイメージ(京成電鉄提供)
客室のイメージ(京成電鉄提供)

 京成電鉄(市川市)は20日、2024年度の冬をめどに京成線に6両1編成の新型車両「3200形」を導入すると発表した。2両単位で運行でき、編成車両数を柔軟に変更できるのが特徴。輸送需要に見合った効率的なエネルギーの利用で環境負荷の低減を図る。消費電力は従来の車両との比較で7割削減。防犯カメラの設置やバリアフリー対応なども含め、車内の安全性と快適性を向上させるとしている。同線への新型車両投入は5年ぶり。

 同社によると、新車両は「人や環境にやさしいフレキシブルな車両」がテーマ。連結運転時、乗客が連結部の乗務員室を通り抜けできるようにドア ・・・

【残り 424文字、写真 4 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る