交通事故犠牲者ゼロへ 飲酒運転の悲劇、顔写真で問いかけ 「八街を忘れない」 千葉市会場に7月20日まで 命の重さメッセージ展

飲酒運転による自動車事故で命を奪われた息子の零さんのパネルの隣で、事故について話す鈴木さん=27日、千葉市美浜区の自動車事故対策機構千葉支所
飲酒運転による自動車事故で命を奪われた息子の零さんのパネルの隣で、事故について話す鈴木さん=27日、千葉市美浜区の自動車事故対策機構千葉支所
事故で亡くなった人たちのパネル
事故で亡くなった人たちのパネル

 依然としてなくならない飲酒運転の危険性を改めて知ってもらおうと、飲酒運転などの交通事故に遭って亡くなった人の写真や遺品を展示する「生命(いのち)のメッセージ展」が、千葉市美浜区の自動車事故対策機構千葉支所で始まった。7月20日まで。

 同機構は交通事故被害者の支援などをしており、千葉支所での開催は4回目。全国でメッセージ展を開いているNPO法人「いのちのミュージアム」(東京都日野市)の協力を受けている。

 今回は、八街市での児童死傷事故から3年を踏まえ「八街を忘れない~飲酒運転ゼロを目指して~」がテーマ。自動車事故の犠牲になった7~56歳の男女15人 ・・・

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