清水伶選 【日報俳壇】

金管の音は躍るや夏来る 千葉 木川稔
 【評】掲句、中七の「や」で切るという表現的にはまだ推敲の余地はあるのだが、「夏来る」という喜び、期待感がストレートに書かれ、勢いのある句となっている。

面会の母の笑顔に緑映ゆ 茨城・稲敷 椿真萌
【残り 1066文字】



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