読者文芸(2014年9月28日)

日報俳壇 実籾繁選

船橋市 藤井元基
声届くほどの渡しや水の秋
 【評】秋水は澄み切った刀にも譬えられるように澄み切った水である。水の秋は、特に水に重点を置いた季語であるが、人の声さえも澄んでいるよう ・・・

【残り 1556文字】



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