2022年11月13日 05:00 | 有料記事
桐一葉空一枚を軽くして 千葉 笹沼 郁夫
【評】桐一葉は桐の葉に当る雨や風の音、桐の落葉の音に和歌の伝統を受け継いだ季語。ひらひらと一枚ずつ散りゆく桐の葉、その上の青空。そこに作者は深まりゆく秋の気配を、軽いときめきを持って受け止めている。美しき ・・・
【残り 1112文字】
桐一葉空一枚を軽くして 千葉 笹沼 郁夫
【評】桐一葉は桐の葉に当る雨や風の音、桐の落葉の音に和歌の伝統を受け継いだ季語。ひらひらと一枚ずつ散りゆく桐の葉、その上の青空。そこに作者は深まりゆく秋の気配を、軽いときめきを持って受け止めている。美しき ・・・
【残り 1112文字】