素材こだわりファン拡大 濃厚ピーナツバター人気 HAPPY NUTS DAY(山武市) 【ちばの元気企業】

新工場を背景にピーナツバターを手に笑みを浮かべる中野代表=山武市
新工場を背景にピーナツバターを手に笑みを浮かべる中野代表=山武市
2019年に廃園となった旧蓮沼幼稚園を活用した新社屋
2019年に廃園となった旧蓮沼幼稚園を活用した新社屋

 千葉県産落花生と、九十九里の海から採れる塩などを使って作る「ピーナツバター」は、香り高く濃厚な味が特徴。北海道産のてんさい糖を用いるなど素材にもこだわるため少々割高ながら、東京都内のレストランやパン屋で利用されるなど取引先は約100店舗に上り“ファン”は拡大している。拠点は外房地域に構え、工場見学を企画して顧客らを招くなど、地域を盛り上げる取り組みにも力を入れる。

 東京都豊島区出身の中野剛代表(38)が大手広告会社員から転身し、2013年に九十九里町でピーナツバター製造販売会社を立ち上げた。

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