影響与えた民芸運動に焦点 ゴッホ、山下清など紹介 我孫子で「式場隆三郎」展

式場は山下清の制作活動を支えた。初公開されている山下が図案を描いたテキスタイル=我孫子市白樺文学館
式場は山下清の制作活動を支えた。初公開されている山下が図案を描いたテキスタイル=我孫子市白樺文学館
式場隆三郎と柳宗悦の写った写真パネル(右上)が並ぶ展示会場と、式場病院の山田さん(左)
式場隆三郎と柳宗悦の写った写真パネル(右上)が並ぶ展示会場と、式場病院の山田さん(左)
式場が総責任者を務めた「月刊民芸」
式場が総責任者を務めた「月刊民芸」

 ゴッホや山下清という今では有名な画家を世に知らせた文筆家で、市川市内で病院を経営する精神科医でもあった式場(しきば)隆三郎(1898-1965)。医療、文学、美術のジャンルを超え、共生社会の実現に向け活動した足跡に光を当てた企画展が、我孫子市白樺文学館で開かれている。式場の行動の根源にあったのは同市にゆかりの ・・・

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