小学生、家族の知らないうちに家を出て迷子に… 国道近くで見つけ保護、匝瑳高生2人に感謝状「安心したね」 匝瑳署

感謝状を受けた(手前左から)相馬さん、小林さん
感謝状を受けた(手前左から)相馬さん、小林さん

 匝瑳市内で迷子の小学生男児の発見・保護に協力したとして、匝瑳署はいずれも県立匝瑳高校1年の相馬愛純さん(15)と小林さくらさん(16)に署長感謝状を贈った。

 同署などによると8月23日午前、部活動に行くため待ち合わせしていた2人は迷子の男児に遭遇。600メートルほど離れた同署に連れて行こうと決め、到着すると「迷子の男の子です」と引き渡した。男児は無事に家族の元へ。家族の知らないうちに1人で外出してしまったという。

 付近は国道沿いで交通量が多く、当時は暑さも厳しかった。同署担当者は「早く連れてきてもらってよかった」と話し、2人は「安心したね」と一件落着を喜んだ。

 忍浩寿署長は「突然の飛び出しや交通事故に遭ってしまう可能性もあった。2人の行動に救われた」とたたえた。


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