冬の水郷照らす淡い光 手作り竹灯籠300本、和の景観 香取・あやめパーク

竹灯籠やちょうちんの淡い光で照らされた園内を散策する来園者=2日、香取市の水郷佐原あやめパーク
竹灯籠やちょうちんの淡い光で照らされた園内を散策する来園者=2日、香取市の水郷佐原あやめパーク

 香取市扇島の水郷佐原あやめパークで2日、和を基調とした夜のイベント「灯-AKARI-」が始まった。園内が竹灯籠やちょうちんの淡い光で彩られ、来場者は幻想的な雰囲気を楽しんでいた。

 竹灯籠は約300本を用意。同パーク職員による手作りで、竹に穴を開け園内の花や星などさまざまな模様が施されている。ちょうちんも飾られ、和をモチーフにした景観が広がっている。

 点灯式では、同パークを管理する水郷佐原観光協会の大川裕志会長が「今回は来夏実施予定のイベントを見据えた新たな試み。マルシェやイベントも楽しんで」とあいさつ。園内が優しい光に包まれると、来場者は写真を撮ったり散策したりして楽しんでいた。式後によさこいチームが演舞を披露した。

 同パークの篠塚量正園長は「職員が手作りした竹灯籠の明かりをぜひ見てほしい」と呼びかけている。

 開催期間は24日までの土、日曜日。点灯時間は午後4時半~8時半。高校生以上300円。10日と23日にイベント「狐(きつね)火ナイト」、16日には影絵劇が行われる。問い合わせは同パーク(電話)0478(56)0411。


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