帝京大医療センター、ちはら台移転 市原市「姉崎空白化」回避策を検討

帝京大学ちば総合医療センター=市原市姉崎(画像の一部を加工しています)
帝京大学ちば総合医療センター=市原市姉崎(画像の一部を加工しています)

 市原市は14日、総合病院の帝京大学ちば総合医療センター(同市姉崎)が同市ちはら台西への移転を決めたと発表した。市は地域医療体制に偏りが生じることを懸念し、現在地での建て替えを要望していた。姉崎地区で利便性の高い新たな用地提供も打診したが、帝京大から、ちはら台への移転決定通知を受けたという。移転時期は2029年頃の予定。市は姉崎地区の“医療空白化”を防ぐため、新たな病院誘致の検討にも乗り出す。

 1986年に開院し、23科計475床を持つ同センターは、市南西部の市民の健康や安心の確保に重要な役割を担ってきた。開院に際し ・・・

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